メルボルンのロックダウンが終るのですか?
シドニーからの飛び火で再開したメルボルンの夜間外出禁止令付きのロックダウン。 ロックダウンの合計日数がいつの間にか世界最長になっているみたいですが、 メルボルンの成人人口の70%が2回目のCovid19ワクチン接種達成 という事で 本日21日の23:59 にこれまで出ていた、午後9時から午前5時までの夜間外出禁止令の解除と、自宅から15km以内の移動規制が撤回されます。(📃 17日付 ビクトリア州保健省のメディアリリース ) 但し、メルボルン近郊の住民の移動はまだメルボルン近郊に限られて、州内外を自由に移動という訳ではありません。 これまではライフラインの維持となるエッセンシャルワーク以外の商業は閉鎖になっていましたが、これで、一部のエッセンシャルでない商業施設が営業再開になります。 でも、現時点では メルボルンでの1日当たりの新規の市中感染者数は2千人前後 で、数字的には未だにピークに達したかは判らない状態で、毎日の死者数も2桁が続いています。 10月21日 までのビクトリア州の新規感染者数 ( Victorian COVID-19 data より) ロックダウンの火種になったシドニーは 今月9日 で新規感染者数の最大数を記録していましたが、その2日後の 11日 に2回目のワクチン接種をした成人人口が70%に達したのを機にロックダウンの緩和に踏み切って、幸いにもその後は新規感染者数が減少して、最近は300人前後になっています。 野党の政治家はシドニーの話を持ち出して、必死に現在発表されている緩和よりは大幅な緩和を呼び掛けていますが、個人的な解釈としては、2回目のワクチン接種後でも、1~2週間経たないとそこまでの効果が期待出来ないのと聞いているので、このままシドニーの様に感染者数が減少すれば良いのですが、現時点で増加傾向にある数が緩和後に減少するという保証は無いので、これで医療機関が逼迫してしまわないない事を望むばかりです。。。 しかも、メルボルンの住民のほとんどはロックダウン疲れ下にはあってもおかしくないとは思うので、緩和を機に羽目を外す住民が多発しない事も祈ります。w ...