温水洗浄便座がバニングスに (オーストラリアでもついに!!

オーストラリアでの温水洗浄便座普及率

TOTOの『ウォシュレット』に代表される『温水洗浄便座』 (INAXの場合は『シャワートイレ』ですね)、現在の処、オーストラリアの公共トイレでの温水洗浄便座の普及率はゼロかと思われます。

数か月前の話ですが、日本に旅行に行った、とあるオーストラリア人のお笑い芸人が初めて温水洗浄便座に座った時の動画を夕方のテレビ番組で笑い話にしていたりと、オーストラリアでの温水洗浄便座の一般的な知名度もまだまだ低いはずです。

個人的には大昔(7~8年前?)にオーストラリアの通販サイトで、定価が400ドルほどのオーストラリア仕様(240V)の温水洗浄便座をみつけて、丁度セール中で300ドルほどで購入して家のトイレに取り付けています。 しかし、時々、温水洗浄便座未経験のオージーの友達が来たりすると騒ぐので、トイレに行く前に、必ず、温水洗浄便座からの水を外へと出しっぱなしにして、トイレがビショビショにする事がない様にと念を押しています。。。😇😇

メルボルンに住む日本人の知り合いにも、「日本から100V仕様の温水洗浄便座を買って来て変圧器を使って使用している」 (どういう使い方をしているかは詳しく知りませんが、場合によっては危険な場合も。。)とか、「オーストラリアで日本から温水洗浄便座を輸入してオーストラリア仕様に改造している業者に取り付けてもらった」(安くはないらしいですが)とか、という事をしている・した人が何人かいます。


文化的な勘違いもある?

この『温水洗浄便座』ですが、英語だと一般的に『Bidet (ビデ)』と呼ばれています。オーストラリアでのビデの現代の普及率もかなり低いはず で、オーストラリアでは確か、開拓時代のお金持ちの家を残してある『Como House』の展示でしか見た事がありません。(追記: そいういえば、大昔の記憶ですが、サウスヤラにある『Como Hotel』でビデ付の客室を見た事がありました。)

英語で「ビデ」と言われても一般的なオージーには「ヨーロッパでもないからビデなんて必要ないのでは?」と思いそうな気もするので、温水洗浄便座の知名度が伸びない一つの理由な気もします。 (別に「温水洗浄便座」をオーストラリア全土に普及させたい訳でもないのでどうでも良いのですがw)

英語で「ビデ」だと『Heated Bidet』とでも表記しないと『温水』の意味合いがないので温水の良さが伝わらないと思うのと、ネット検索をすると水道の水圧だけで動くビデつまり、『冷水洗浄便座』なる商品もありました (例: https://www.bidets2go.com.au/)。 冷水だと一年中暖かいクイーンズランド州とかでならまだしも、冬場は割と寒くなるメルボルンとかシドニーだと流石にツライですねw。

それと、温水洗浄便座にほぼ標準で付いてくる『暖房便座』。今まで家の温水洗浄便座付トイレを使った後の友達の反応だと、意外にも「温水が出てくる」という事よりも、「便座が暖かい」という事に感動している友達の方が多かったので、きっと、温水ビデ付きの『暖房便座』として売った方が良いのではないかとも思いますw。

トイレの便器など水道に繋げる物にはオーストラリアの基準があって『WaterMark』認証マークがついていないといけないみたいで、日本で売られている便器を個人輸入しても、この認証マークがない場合は法律上は非合法になるみたいです。

因みに、オーストラリアだと、普通のトイレの便器は『Caroma』が主流で、日本のTOTOやINAXは目にしたことがあまりないです。


で、オーストラリアのDIY量販店チェーンの『バニングス(Bunnings)』でもらったチラシを見ていたら、『温水洗浄便座』が売られているのをみつけました。

D'Lucci Smart Bidet Toilet Seat』 $399

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D'LUCCI Smart Bidet Toilet Seat

リモコン付きだそうです。


D'Lucci製という事ですが、バニングスでしか扱っていないブランドみたいです (多分、中国製のOEM製品をオリジナルブランドの名前で販売しているのかと思われます)。

日本製の温水洗浄便座と比べたら便座だけの商品でシンプルですが、量販店で売られているのは初めてみたので、これを機会にオーストラリア全土の家庭に普及するかも(?)です。

(経験上、バニングスだけでしか売られていない商品ラインだとお店から突然姿を消す場合もあるので暖かく見守りたいかとw)

悲報 ( 追記)

この温水洗浄便座、バニングスではもう取り扱っていない様で商品ページの検索には表示されなくなっています。

発売元だったD'Lucciのオーストラリアドメインのサイトを見つけたのですが、そこには温水洗浄便座の商品ページもないので (確認) もうオーストラリア国内ではD'Lucciも温水洗浄便座を取り扱っていない様です。




参考までに 『The Bidet Shop (http://www.thebidetshop.com.au/)』👈このお店だと$600~$1500のもっと本格的な温水洗浄便座を扱っているみたいです(2019/Aug 現在)


PS:

最近、『TOTO』の看板を出しているバストイレ関連のショールームをサウス・メルボルンでみかけたのですが、オーストラリア仕様のウォシュレット扱ってないのですかね?(誰か、人柱。。w

追加情報

人柱。。。と思っていたら、暇な知人がウォシュレットを探しにサウス・メルボルンの『TOTO』のショールームに行って来たそうです。

👉 197 Coventry Street, South Melbourne, Victoria 3205

TOTOの代理店だそうですが、TOTO直営ではないそうです。TOTOの便座も置いてあったらしく、お店の人と語りあっていたそうですw。

Sirius Design Centre』というショールームみたいですが、このショールームのサイトでユーザー登録をしてログインをすれば値段が確認できるそうです。興味のある方はどうぞ。。


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コメント

  1. 初めてコメントさせていただきます。
    TOTOのウォシュレット、オーストラリアにもありますよ!
    トイレ売ってるショールームでウォシュレットも売っています。
    http://oceania.toto.com/index.php/products/washlet

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    1. mewさんコメントありがとうございます。オセアニアを対象にしたサイトは見た事があるのですが、オーストラリア国内の営業所や代理店の情報もなく、商品のスペックが公開されていても、値段や保証の情報とかがないのですよね。一応、ウオッシュレットにはウォーターマークの表示が付いているのでオーストラリアでの使用は可能だと思いますが。。

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