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3月, 2020の投稿を表示しています

ティクアウェイ・コーヒー、マイ・カップと新型肺炎風邪の流行

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19日 の時点ではオーストラリアで確認された新型コロナ肺炎(COVID-19)の感染者数はまだ708人でしたが、残念ながら、 ここ数日間、毎日全体数の20~25%の増加 をしていて、比例的ではなく指数関数的な増加となっています。 オーストラリア政府の対応 急激に増加する感染者数の歯止めとしてオーストラリア政府も次々と対策を強化しています。 昨日(19日) のスコット・モリソン首相の記者会見でのコメントとしては新規の感染者の80%が海外からの入国者とそのれからの2次感染だそうで、 本日(20/Mar/2020)午後9時 からはオーストラリア国籍又は永住権を保持していない人の入国禁止(例外あり)を発表しました。 数日前の16日 には海外からの入国者すべてに14日間の自主隔離を宣言したばかりでそれでも感染者数の指数関数的な増加で、もっと厳しい対策に乗り出したという事でしょう。 そうなると、今後の感染者数の増加傾向によってはもっと厳しい対策になる可能性もありえそうです。。 (因みに、タスマニア州では、 本日(20日) から他州から移動してきた人全てに14日間の自主隔離を義務付けています。) メルボルン市内の様子 今月16日 以降の14日間の自主隔離の義務化で観光客が少ないのが大きい理由だと思いますが、メルボルン市内の昼間の人口が激減しています。 これまでは賑わっていたフリンダース駅前にあるフェダレーション・スクェアのカフェやパブなどでは人影もまばらで、「(人が少ないので)これなら却って安心してまったり出来るのでは?」と思ってしまいました。 学生の場合だと、学校によっては例外もあるみたいですが、学校と大学は開いているので今まで通りの生活になります。 ですが、ワーキング・ホリデーのビザでオーストラリアにいる知り合いだと、レストラン・カフェで仕事に入れてもらえないとか、仕事の当てがないとか、また、多くの航空会社が国際線路線の運休を発表しているので、3月中に日本帰国するという人も何人かいます。 持ち帰り(ティクアワェイ)・コーヒー 海外に旅行する予定もなく、学生なので今まで通りなのですが、COVID-19流行による不都合を一つカフェで発見しました!! 友達に誘われて朝用

オーストラリアの公衆衛生 (咳とくしゃみ)

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数日前にメルボルン市内の市立図書館に立ち寄ったら、以前は数枚しか貼っていなかった咳やくしゃみに関した 公衆衛生の張り紙 が館内のいたる壁に貼ってあって、ちょっとびっくりしました。 Protect yourself and your family (自分と家族を守ろう) ポスター これは図書館に貼ってあったポスターの一つですが、ビクトリア州の「Health and Human Services」という州の保健省みたいな機関が作ったポスターみたいで、ダウンロードも出来るみたいですw👉 『Cover your cough and sneeze poster』 PDF 。 ポスターの内容は: 咳やくしゃみをする時は、口と鼻をティッシュパーパーで覆いましょう。 使ったティッシュパーパーはゴミ箱に。 ティッシュパーパーがない場合は袖の肘より上の部分か肘で咳、くしゃみを向け止める。 手を石鹸と流水で洗って、両手を紙タオルかハンドドライヤーでしっかり乾かします。 と、 日本では一般常識 という内容になっています (高風圧のハンドドライヤーが良いのか悪いのかの真実はどうなのか知りませんが)。 でも、オーストラリアの現状ではこれが必ずしも常識でないのがちょっと。。。😅😅 日本では馴染みの薄いハンカチの使い方 日本だと、「身だしなみとしてティシュとハンカチを」などと言う人もいるみたいですが、ティッシュは別として、ハンカチの場合、オーストラリア(たぶんUK、USも含む)の場合は、誰もがという訳ではないのですが、ハンカチで鼻をかむ人もいるので、あまり綺麗な物という認識がありません。。 最近でもそうなのかは知りませんが、日本の映画/ドラマ、泣いている人にさりげなく持っているハンカチを渡すなどというシーンが(昔)良くあった様な気がしますが、多分オーストラリアで同じ様な事をした場合だと、もらった相手は『えっ😨』となるかと思います。。。 しかも、ハンカチで鼻をかむ人は大抵、同じハンカチをポケットから出して何度も使ってまたポケットにしまうので衛生面ではアウトだと思います。。 オーストラリアで高校に通っていた時(大昔)は寮に住んでいて、洗濯物は寮生の洗濯物

オーストラリアの豚肉 (この記事はベジタリアンの人にはお勧めしません)

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牛、鶏、羊、豚などと食用肉の選択は色々ありますが、宗教によっては汚い・卑しい動物と分類されて食用にされなかたっりする 豚 (ポーク) 。 個人的には菜食主義者でもなく、豚肉はへたくそに料理しても割と硬くならない (or なりにくい) ので普通に食べるお肉の一種になります。 オーストラリアの豚肉 オーストラリアでの養豚業界の発展を推進する社団法人 Australian Pork Limited (APL) がオーストラリア国内での豚肉の消費を促進させるために一般消費者向けに オーストラリアの豚肉専用サイト を立ちあげたり: 『 Pork on the fork (フォークにポークを)』 『 Easy as 6-2-2 (表6分-裏2分-寝かせて2分で簡単)』 👉 ようつべ🎬 『 Fancy a Quickie? (ちょろっとやらない?)』 👉 ようつべ🎬 といった宣伝文句のキャンペーンを続けていますが、オーストラリアの豚肉を食べていて時々気になる事として『 豚肉の獣臭 (けものしゅう) 』があります。 「豚の角煮」とか「パクテー(肉骨茶)」といった豚肉を生姜やスパイスなどと一緒に煮込んだ料理では特に気にならないのですが、豚肉を焼いただけ、蒸しただけなどといった、シンプルに火を通しただけの場合だと、いつもではないのですが、時々豚肉が獣臭い時があります。 雄臭 (Boar Taint) この豚肉の獣臭は『 雄臭 』、英語では『 Boar Taint 』と呼ばれて、雄豚が出す雄フェロモンに関係するそうです。 ウィキペディアの説明によると『 豚の雄臭 』は主に アンドロステノン(androstenone) と スカトール(skatole) という成分が主に体脂肪に蓄積されるのが原因みたいですが、「明確な文献は発表されていない」とも断りがあります。 「スカトール」って何wとも思いましたが、強い糞臭の物質らしいのですが、薄い濃度だと花の香りになるそうで、オレンジやジャスミンの臭いの成分にも含まれるそうですw この「雄臭」、食べる人が臭いと感じるかは人種での差や個人差があるそうで。。 メルボルンのシェフ、ジョージ・コロンバーレスが経営していたレストラン『Pres