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1月, 2020の投稿を表示しています

洗面台の水栓のスピンドル交換 (オーストラリア版)

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オーストラリアだと家の電気と上下水道は免許がない人が勝手にいじってはいけないのですが、州によっては例外もあって、ビクトリア州やNSW州では電球の交換、水栓の部品交換程度ならば個人で出来る範囲だそうです。 オーストラリアで一般的な水道の水栓 【図解】オーストーラリアで一般的な水道の水栓 (元画はオーストラリアのDIY量販店、 バニングス で良く見かける水道修理用の部品を販売している fix-a-tap の サイトのページ からお借りしました。) 👉はオーストラリアで一般的な水栓(Tap)の図解ですが、各パーツの役割は次の様になります: ボタン (Button) : ハンドルをスピンドルに固定。 ハンドル (Handle) : ボネット内にネジ込まれるスピンドルを回転させます。 フランジ (Flange) : ボネットの上に被せる飾り。 ボネット (Bonnet) : この部分を流し台のネジ山にねじ込んで固定します スピンドル (Spindle) : ボネット内にネジ山にはまって、ハンドルを回転すると上下に動くので、それでジャンパー・バルブをシートに押さえつけて水の流れを調節します。 オーリング (O-ring) : スピンドルとボネットの隙間を埋めて水漏れを防ぎます。 ワッシャー (Washer) : 流し台とボネットの間に挟まれて水漏れを防ぎます。 ジャンパー・バルブ (Valve) : スピンドルによってシートに押し当てられて、シートを通って出てくる水の量を調節します。 シート (Seat) : 水道管の先端部になります。 図解のシートは摩耗してしまった先端部を補強する部品になります。 このタイプの水栓の仕組みとしてはシートの中央に水道管の穴がくるので、ハンドルを回してスピンドルでジャンパー・バルブを下のシートに押し付ける事によって、穴を塞いで水の流れを調節します。 普通だと時計回しにハンドルを回すと水栓が締まって水が止まって、半時計回しだと水栓が緩んで水が出ます。 なので、ジャンパー・バルブとシート部との当たり面が平らでないと水漏れの原因になって、 特に、水栓を必要以上に強く締め過ぎるとジャンパー・バルブとシートの両方かどちら

上司を英語でディスれ。。。ません!

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ちょっと前、ネット広告に『 上司を英語でディスれますか? 』といった見出しの広告が出てきて、ド肝を抜かれました。。 無理です。できません😇😇 ディスる 『 ディスる 』の語源は英語の『 Disrespect (ディスリスペクト) 』で、「Disrespect」は「Respect」の反対語で、日本語訳は『 否定する 』、『 軽蔑視する 』、『 侮辱する 』といった意味があります。 でも、ここで、『 否定する 』という訳は『 存在を否定する 』の意味で、決して、『「No」と言って否定』するとかの軽い意味ではありません。 最近『ディスる』という日本語の表現を日本のネットで良く見かけますが、『 批判する 』とか『 非難する 』といった違う意味で使われている気がします。 リスペクト 一方、「Disrespect」反対語の「Respect」ですが、多分ヒップ・ホップの歌詞の影響だと思いますが『 リスペクト 』というカタカナ英語も致命度があると思いますが、英語の「Respect」には『 尊敬する 』とか『 大切にする 』『 尊重する 』『 敬意を払う 』といった意味があります。 「I respect S. Hawking (S.ホーキングをリスペクトする)」みたいな英文だと『尊敬する』といった訳で的確なのですが、「Respect others (他の人をリスペクト)」などという場合は「他の人(の権利)を尊重する」という意味で、単に「他の人に 気を使え 」程度の意味になります。 (念のためですが、反対語の「Disrespect」には「気を使わない」という意味はありません。) 一応、西洋の英語圏だと社会はお互いのリスペクトで成り立っているはずなので、表立って上司でも部下でも、顧客でも、人をディスリスペクトしてしまうとそれが理由でクビになってもおかしくはありません。 誤理解のカタカナ英語と英語学習 上記の広告の見出しの以降の文を読んだところ、「上司の批判、又は、悪口を英語で表現できるか」という内容だったので、見出しの文は別に上司をディスリスペクトするという意味の文ではないのだろうと推測ができます。。 でも、実際にその広告のリンク先に飛んで内容を確認した訳でもないので

気になるオーストラリアのカフェと土足文化

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オーストラリアに住み着いてからかれこれ経ちますが、未だに慣れていない事がいくつかあります。。 その一つが土足文化です。 家では土足厳禁 オーストラリアでは家の中でも土足なのは当たり前ですが、自分の住む家では抵抗があるので土足厳禁にしています。といっても、フラット・シェアをしているので同居人さんにも家の中は土足厳禁をお願いしています。 日本人も含むアジア国で育った同居人さんだと守ってくれる人がほとんどなのですが、以前、同居人として住んでいたオーストラリア人の友達は、『日本人は家の中では靴を脱ぐんだよね』程度の認識で、何度もしれーっと家の中で靴を履いて歩いているのを目撃しました。 日本だと玄関で段差が1段あるの家が多いので、日本で育った人だと靴を脱ぐ習慣がしっかりと身に付く(もしくは 見に付いてしまう)と思うのですが、やはりオーストラリア育ちの人から見たら『日本はそいういう文化かもしれないけど、別に履いていても良いのでは?』といった感じなのかとも思えます。。 まぁ、家の中ではルールとして土足厳禁としているので同意してくれる同居人さんを選べば良いだけの事なのですが、他にちょっと気になる土足文化の影響が家の外にもあります。 オーストラリアのカフェの掃除中 and/or 閉店後 掃除中や閉店後に☝の写真の様にテーブルの上に椅子の脚を立てて乗せるカフェ・レストランがいくつかあります。(別にこういった事が悪いという意味の記事ではなく、文化が違うという事ですので、念の為) 最近のメルボルンだと少数派になってきてはいると思うのですが、高校留学の為に初めてオーストラリアに来た頃の大昔だと、メルボルンのほとんどのカフェがこの様にテーブルの上に椅子をそのまま乗せていた記憶があります。そして、その頃、高校の同級生に『椅子の脚を直に置いたら汚くない?』と聞いた覚えがあるのですが、『え、何が?』と返ってきたのは衝撃だったのを覚えています。 高校時代に住んでいたオーストラリアの学校の寮内も土足で、オーストラリア人の同級生だと靴を履いたまま椅子の上に立ったり、ベットの上に乗っかったりするのは日常茶飯事だったので上記の様な返事が返って来てもおかしくはないのですがw で、カフェのこ

チキンパーマ@Urban Ally Brewry (Docklands, VIC)

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UK英語で『Pub (パブ)』といえば『酒場』や『居酒屋』の意味。 パブで食べれる料理、『パブ・ミール (Pub Meal)』の代表的なメニューの一つに『 チキンパーマ 』があります。 中心部から少し離れれば別ですが、でも、メルボルンの中心部にはそんなに美味しいチキンパーマを出しているパブが少ない気がします (知らないだけかもですが。。)。 でも、時々、無性に食べたくなるチキンパーマなので、メルボルン近郊のパブでチキンパーマを食べる機会があったらここにブログしていきたいと思います。 アーバン・アリーのチキンパーマ メルボルンの中心部のすぐ西に位置する地区、Docklands (ドックランズ)にある Urban Alley Brewry (アーバン・アリー醸造所) に行ってきました。 Urvan Alley Brewry G09 / 12 Star Circus, Docklands VIC 3008 Urban Alley Brewry (アーバン・アリー醸造所) 以前の記事で紹介 した、 ザ・ディストリクト・ドックランズ (The District Docklands) というドックランズにあるショッピングセンター内にあるパブなのですが、位置的にはドックランズにある観覧車『 Melbourne Star 』のすぐ近くになります。 最近、ドックランズのスーパーに足を運ぶ様になったので、時々ショッピングセンター内をうろうろしてこのパブの前を歩く事がありましたが、今まで素通りしていてビール醸造所だったとは知りませんでした。 ここ数十年で開発されているドックランズにあるパブなので、メルボルンに古くからあるパブという感じではなく、一見、オーストラリアのファミレスを思わせる様な広い間取りのパブでした。 Three Cheese Parma (スリー・チーズ・パーマ) 初めて行くパブなので、迷わずチキンパーマを注文しました。メニューには『スリー・チーズ・パーマ』とあって、3種類のチーズが使われているそうです (個人的には美味しければモッツレラチーズだけで充分なのですがw)。