気になるオーストラリアのカフェと土足文化

オーストラリアに住み着いてからかれこれ経ちますが、未だに慣れていない事がいくつかあります。。 その一つが土足文化です。


家では土足厳禁

オーストラリアでは家の中でも土足なのは当たり前ですが、自分の住む家では抵抗があるので土足厳禁にしています。といっても、フラット・シェアをしているので同居人さんにも家の中は土足厳禁をお願いしています。

日本人も含むアジア国で育った同居人さんだと守ってくれる人がほとんどなのですが、以前、同居人として住んでいたオーストラリア人の友達は、『日本人は家の中では靴を脱ぐんだよね』程度の認識で、何度もしれーっと家の中で靴を履いて歩いているのを目撃しました。

日本だと玄関で段差が1段あるの家が多いので、日本で育った人だと靴を脱ぐ習慣がしっかりと身に付く(もしくは 見に付いてしまう)と思うのですが、やはりオーストラリア育ちの人から見たら『日本はそいういう文化かもしれないけど、別に履いていても良いのでは?』といった感じなのかとも思えます。。

まぁ、家の中ではルールとして土足厳禁としているので同意してくれる同居人さんを選べば良いだけの事なのですが、他にちょっと気になる土足文化の影響が家の外にもあります。


オーストラリアのカフェの掃除中 and/or 閉店後

閉店後のとあるカフェ
閉店間近、掃除中のとあるカフェ

掃除中や閉店後に☝の写真の様にテーブルの上に椅子の脚を立てて乗せるカフェ・レストランがいくつかあります。(別にこういった事が悪いという意味の記事ではなく、文化が違うという事ですので、念の為)

最近のメルボルンだと少数派になってきてはいると思うのですが、高校留学の為に初めてオーストラリアに来た頃の大昔だと、メルボルンのほとんどのカフェがこの様にテーブルの上に椅子をそのまま乗せていた記憶があります。そして、その頃、高校の同級生に『椅子の脚を直に置いたら汚くない?』と聞いた覚えがあるのですが、『え、何が?』と返ってきたのは衝撃だったのを覚えています。

高校時代に住んでいたオーストラリアの学校の寮内も土足で、オーストラリア人の同級生だと靴を履いたまま椅子の上に立ったり、ベットの上に乗っかったりするのは日常茶飯事だったので上記の様な返事が返って来てもおかしくはないのですがw

で、カフェのこういった光景を見ていつも思い出すのが。。


日本の小中学校の掃除の時間

もしかしたら学校によって差があるかも知れませんが、多くの日本の小中学校では掃除の時間となると、教室の机と椅子を全部教室の後ろ、そして前に動かして掃除をすると指導していると思います。そして必ず椅子は上下逆にして机の上に置くと。。

きっと、上のカフェの光景を見た時に日本の小中学校での掃除の時間に叩き込まれた記憶が叫んでいたのでしょうw


最近は

大昔と比べると、こういったお店は少数派となってきているので行政の指導とか何かがあるのかは知りませんが、もしかしたら、十数年後にはこういった光景は無くなるかもしれませんね (?)。

因みに👇は最近見かける様になったまた違う椅子の置き方です。

ちょっと、微妙な椅子の置き方。。

このカフェでは、上下逆にした椅子の上にもう一つの椅子を乗せているのですが、上に乗せた椅子の脚が下の椅子の天板の厚みの分、数センチテーブルより浮くという感じになっています。。。意図的にやっているかは不明ですが、直には触っていないという事なのだと思います。。。

しかし、これでもちょっとこれでも😇😇。。



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