メルボルンでシェアハウス探しをしてみた (?)

先日、ワーキングホリデービザでメルボルンに滞在中の日本人の知人と話をしていたら、「メルボルンで住む部屋を探している」という話になったので、個人的にどの様な部屋があるのかとクラシファイドサイトで掲載されている部屋を確認してみましたが、新型コロナ流行前と随分と状況が変わってしまったという感じでした。。。

メルボルンのどこかのタワマン

知人は部屋が見つからずバックパッカーズ

知人は、日本からメルボルンに来てから、数か月はホームステイに住んで居いたそうですが、ホームスティだと費用がそれなりに高く資金に限界もある為、ホームスティの次は、英語環境を求めてネイティブの方がやっているシェアハウスに引っ越そうと思い、部屋を探していたそうです。
でも結局、ホームスティを契約していた期間が切れる前に次の部屋が決まらず、仕方なしにバックパッカーズに引っ越したのですが、1人部屋でなく4人部屋な為プライバシーもあまり無く、早く自分の部屋を見つけたいとの事でした。

シドニーだと、大昔から部屋を借りるのが大変で、トイレが2つある街中のフラットで、トイレの1つを「トイレ付きの1人部屋」として貸し出していたという珍話を聞いた事もありましたが、メルボルンもかなり部屋を探すのが大変な状態になっている様ですね。。


一般的なフラットメイト探しサイト

その知人は、「英語環境が欲しい」という事で「Flatmates」、「Flatmate Finder」や「Gumtree」といったオーストラリアで一般的なクラシファイドサイトのフラットシェア・ハウスシェアの項目で探していたみたいです。
でも、メッセージを送っても返事がなかったり、連絡が取れてもそれ以降返事がないという場合も多く、実際に部屋を見に行けた部屋の数もそんなには多くないとの事でした。

そこで、最近は特に「英語環境」にはこだわらず、避けていた日本人も住んでいるシェアハウス/フラットもと考えているらしいのですが、そういった物件も良い物件はあまり無いとの事でした。


私も新型コロナが流行る前はフラットシェアをしていたので、以前は空いている部屋に入ってくれるフラットメイトを探していました。 そして、部屋に入った人達は特にそこまで苦労して見つけたという事も話にはしていなかったので、最近は随分と様子が違うのだと思い、以前宣伝に使っていたクラシファイドサイトを見た処、様子が随分と変わっていましたw。


以前使っていたクラシファイドサイト

といっても、上記の「英語環境」という条件を付けていた知人が使っていたオーストラリア一般向けのサイトではなく、個人的には日本の文化が良く理解出来ているフラットメイトを探したかったので、次のオーストラリアに住む日本人向けのクラシファイドサイトなどにフラットメイト募集の宣伝上げていました:

  • 伝言ネット
  • Go豪メルボルン
  • 日豪プレス

※: あくまでも特定の時期に確認した時の結果の為、他の時期に確認した場合は全く違う結果になる可能性はあるという事はご理解をお願い致します。

伝言ネット

コロナ前は割と賑わっていたと思いますが、以前より掲載されている物件がかなり少なくなっていました。。。
先日確認した時は「ルームシェア」「オウンルーム」などで分類され、「オウンルーム」には1ページ弱の表示がありましたが、先ほど確認した処、分類もなくり、全部同じページに表示される構成に変更されていて、古い掲載も合わせて全17件となっていました。

Go豪メルボルン

こちらも掲載がほとんど無く、先日は2件しかなく、唖然としました。
又、先ほど確認した処、掲載は1件だけでした・・

日豪プレス

3つのサイトの中では一番掲載数がありますが、ページを開いた時に表示される掲載は十数件だけで、リストの下の方にあるボタンを押すと掲載の表示が順次増えていくという構成で、掲載の数が一見で確認出来ないデザインになっています。 又、オウンルームの場合は一人暮らしなのか、シェアハウス/シェアフラットの1部屋なのかは分類はされていません。

先日確認した時は、掲載されていた物件のほとんどが、1部屋のフラットを複数貸し出ている業者が出していると思われる英文の宣伝が多く、それらの掲載ほとんどが半年前などに登録されて、毎日の様にリストの上に来る様に更新されている物ばかりでした。 (そうではない掲載もいくつかありました。)

先ほど確認した際は、先日の様な雰囲気はありませんでしたが、特に立地や施設の説明があっても、誰が住んでいるという説明が無い英文の掲載が多く、シェアハウス/シェアフラットではないと思われる掲載が多く目に付きました。

※: あくまでも特定の時期に確認した時の結果の為、他の時期に確認した場合は全く違う結果になる可能性はあるという事はご理解をお願い致します。

フェイスブックのコミュニティ

メルボルンに住む別の日本人の知人が、市内の日本人が住むフラットシェアに引っ越しをしたというのでどのように探したかと聞くとフェイスブックのメルボルンの日本人コミュニティに投稿される宣伝で見つけたという事で、上記の知人に教えた処、数週間程かかかりましたが、無事引っ越し先を見つけられたそうです。

「メルボルンにいる日本人集まれ!」というコミュニティを教えてもらいましたが、コミュニティに参加しているユーザーであれば誰でも投稿出来る宣伝なので、「コミュニティの情報だから安心」とかではなく、各個人で宣伝の内容をしっかりと見極める必要がありますが、結果としては上記の知人が満足のいく部屋を見つけれたので良かったと思います。


[追記] フラットメイトを探していた知人の話

住む部屋をを探していた知人とは別に、先日、メルボルンでフラットを借りていて、空いている部屋に主に日本人のフラットメイトを入れている日本人の知人と話をする機会がありました。

最近だと (メルボルンやシドニーでは) 大勢の人が探していて部屋を見つけられないという状態が続いているみたいなので、「フラットメイトを探すのは簡単なのでは?」といった事を聞いたのですが、「そうでもない」という答えが返ってきました。

内容としては「宣伝を出しても連絡もそこまで来なかった」とか、「入居前に確認していたにもかかわらず、入った後に家ルールを守ってくれなかった」などと良くありそうな問題があったそうですが、一つ気になったのは、それまで無料で利用していた「伝言ネット」のクラシファイドで、「収益化目的の広告」という事でオンラインで月40ドルほどの掲載料を払う様に求められたそうです。

その人は借りているフラットの家賃を部屋の大きさで割って計算した家賃しか取っていなかったので収益化目的と判断される理由を伝言ネット宛にメールを送ったそうですが、伝言ネット側から返信は一切無かったそうです

そこで、「メール質問に返答もしない会社に、オンラインで料金を払うというのは全く考えらない」という理由でそれ以降は伝言ネットを使うのを止めたそうです。


※ 注: これはあくまでも、ある一人の伝言ネットの元ユーザーから聞いた話で、他に同じ様な経験をしたユーザーの人がいるのかどうかは知りません。

でも、もしも上記の事が本当にあったのなら、メールに返事が無い有料サービスというのは随分お粗末だなとは思います。。

また、宣伝を出すのに料金がかかるというのは、部屋を探している側には関係が無いとは思いますが、現場では他に無料で宣伝を出せるサイトがある為、部屋の広告を出す側も、何かの利点が無い限り、あえて有料のクラシファイドサービスを使う事もないと思うので、結果として掲載される広告も少なくなると思います。 (それか、家賃に広告掲載料が上乗せされるだけ。。。)

あくまでも個人的な意見ですが、そういう意味だと最近は伝言ネットに掲載される部屋の広告が大幅に少なくなった理由の一つなのかもしれませんね。。



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