オフィスワークスの格安キーボードの修理?メンテ

格安USBキーボード

以前、作業用に小型PCを購入した時にキーボードが新たに必要になったのですが、キーボードは入力が出来ればなんでも良いと思っていたので、オーストラリアのオフィス系の文房具・家具・電化を扱っているチェーンのオフィスワークス (Officeworks)📌で「J.Burrows製」というの格安USBキーボードを9豪ドル(約720円)ほどで購入しました。

一般的な104キー配列に電源/スリープ/ウェイクアップの3キーが付いただけの、ワイヤレスでもなくケーブル接続のシンプルなキーボードです。 LEDが埋め込まれていてキラキラ光らないと駄目とか、キーの押し具合を調整できなと駄目とかなどのこだわりも特になかったでのコスパも高めで良いと思ったのですが、購入したキーボードの『4』と『8』キーの反応が少し悪く、奥まで押してあげないと反応しない感がありました。

お店に持って行って取り換えてもらうとか払い戻しというオプションもあったのですが、まずお店に持って行って、お店で『4』と『8』キーが悪い事を実証しないといけなかったり、格安キーボードなので取り換えてもらう同様の安いキーボードにも他の不都合がある可能性もあったり、払い戻しをしてもらってもっと高いキーボードに買い換えるというのもなんだったのでそのまま使っていました。


自己責任で開けてみた

でも、最近、データ入力の作業があった、何気に数字入力の機会が多くなってきて『4』と『8』キーの不都合が気にかかる様になってきました。。。 絶対、何かの接続不良が原因だと思ったのでキーボード裏のネジを外して裏蓋を外してみました。

[この記事はキーボードの掃除の仕方を説明している訳ではないので、掃除はあくまでも自己責任でお願いします。また、未成年の方は必ず保護者の許可を得てくださいw。]
Inside of the cheap keyboard

画像左上の部分に緑の基板がねじ止めされていますが、他は回路が印刷されたプラスチックのシート3枚が重ね合わされた状態で構成されていました (メンブレインキーボードと呼ばれるタイプらしいです)。 3枚の真ん中のシートにはキーがある位置に穴が開いていて、キーが押されると上下両端のシートが押し合わされて接触する様になっていました。 丁度、両端のシートには穴の開いている部分に回路が印刷されているのでそこがスイッチとして働いて信号を送る仕組みになっています。

『4』と『8』キー付近の穴を確認すると小さな白い削りカスの様な異物(計2つ)がシートの間に挟まっているのを発見。きっとそれが原因だろうと、その異物を取り除きました。

[この記事はキーボードの掃除の仕方を説明している訳ではないので、掃除はあくまでも自己責任でお願いします。未成年の方は必ず保護者の許可を得てください。]

清掃後の結果

裏蓋を戻して、ネジを全部締めた後にPCに繋げて確認してみたら『4』と『8』キーは普通のキータッチで反応する様になっていました。

購入当時からの症状だったので、多分、製造過程で異物が入り込んだのでしょうか (流石、格安クオリティーw)。

しかし、これで問題なく使える様になったので、メデタシ、メデタシです。


[オマケ]

ケースの方にはキーがない部分なのですが、フィルムの上の方にはキー用の穴が1列に8個開いていました。

Hidden keys

試しに、裏蓋の開いた状態でPCにつなげて穴の部分を両側から指で挟んでみると反応しない穴もありましたが、メールアプリが起動したりしたので、ひと昔あった、インターネット用ホットキー(確かそんな名前??)みたいです。

PN

シートの一部にパーツ番号と思われる印刷がありましたが、パーツ番号も無しで販売されていたキーボードなので、どこぞの国で作られて違う社名を印刷売されて海外で流通されている雰囲気がプンプンしていました。



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