Woolworthsのレインチェックが

特価セールの宣伝を見て、お店に買いに行ってもすでに売り切れていたりすると非常に残念ですが、オーストラリア(やカナダやUS)の場合、必ずもらえるという訳でもないのですが、お店にレイン・チェックを書いてもらえると、後日、在庫が入って来た時にセール時の値段で買えたりします。

残念な情報

に入ってからのオーストラリア国内でのコロナ風邪流行の影響で、物流が影響を受けて、スーパーでの商品の在庫薄が目だった時期がありましたが、その影響でオーストラリア国内のスーパーでのレイン・チェックの発行が停止され、その後、レイン・チェックの発行は未だに再開されていない様です ( 確認)。


ウールワースのレイン・チェック

オーストラリアの2大スーパーチェーンの一つ『ウールワース (Woolworths)』でも、上に書いた様に、セール品が期間中に品切れになっている場合はお店にレイン・チェックを発行してもらえれば、31日以内にその商品が新しく入荷すれば、レイン・チェックと引き換えにセール期間の値段で同じ商品を買う事が出来ました。

最近、時々行くメルボルン市内のウールワースで、レイン・チェックを発行してもらったのですが、以前とは少し違うレイン・チェックになっていました。


メルボルン市内のウールワース

メルボルン市内には「ウールワース」の名前のついた店舗がいくつかあるのですが、ほとんどが『メトロ』と呼ばれる、コンビニよりは大きいのですが、普通のスーパーのサイズもない小規模のお店になります。フルサイズのスーパーに比べて品揃えも限られ、値段も少し割高だったりで、学校・仕事の合間のちょっとした食べ物の調達程度には良いとは思いますが、普段の買い物には物足りないと思います。

市内の中心部だと、QVショッピングセンターの地下一階にある店舗が、唯一、フルサイズのウールワースになります。


ウールワースQV

QVショッピングセンターはメルボルンを走る路面電車『トラム (tram)』の多くの路線が合流するスワンストン・ストリート沿いにあって、しかも電車のメルボルン・セントラル駅のある建物の斜め向かいにあります。近くに大学や図書館もあったりでそれなりに人通りがあります。

そんな立地条件にあるフルサイズのスーパーだからでしょうか、平日の夕方だったりするとレジがかなり混雑して店内にレジ待ちの長い列が出来たりします。しかも、最近は、一日に利用する顧客数がこのお店が想定するよりも極端に多いのか、特定の商品の棚が空になっているという状態が頻繁とまではいきませんが、しばしばある気がします。倉庫に在庫があれば出してきてくれたりするのですが、セール品だったりすると売り切れという場合も。。


レインチェックください?

そこでレイン・チェックが登場するはずなのですが、最近は結構塩対応になって来ている様な気がします。。

無料で登録できるウールワースのポイントカード、『ウールワース・リワーズ (Woolworths Rewards)』を持っているとポイントが貯まる他に、水曜日辺りにその週のお勧め商品の値段がメールで送られてくるのですが、セール価格の商品だったりするとウールワースQVではその週だけ売り切れになっていた事が何回かあって、セール期間(普通は水→火の1週間)が終わるまでの間棚からは値札が外されていた事もありました (で、セール終了後の次の日には定価で棚にストックされているという。。)。

一度、そのメールにあった『ダイジェスティブ(Digestive)』というチョコビスケット (300g)を半額($1.85)で購入した後、少し買い溜めをしておこうと思ってまたセールが終る前日に行ったところ、2袋しか棚になかったのでレイン・チェックを書いてもらおうとしてレジに行ったところ、同じ会社の違う商品の値段を出して来て『その値段(半額)にはなっていない』と言い出したので正しい商品名で検索する様に指摘したところ『商品リストにない』。

別に新商品でもなく、昔から売っている商品なのですが。。

(扱っている商品を把握していない??)

後からやって来たマネージャーとやらにメールを見せると、『これはメールを受け取った人だけの値段だから』。

いやいや、数日前に買った時は普通にその値段で棚に置いてありましたけど。。

しかも、その商品のあった棚からは以前あった値札は外されていました。棚にあった2袋はメールにあった値段(半額)でレジを通してくれましたが、レイン・チェックに関しては『登録されている値段でないと発行できない。』との事。

ちなみにそのスーパーではセール終了の次の日には商品リストから消えていたダイジェスティブが値札と一緒にストックされていました。。


レイン・チェック・バウチャー

もうセコイ主夫レベルになってますがw 定価が$2.45で、よく$1,95で売られている『サンレモ(San Remo)のパスタ500g』が$1.70でセールになっていた時に一種類のパスタが売り切れていたので、レイン・チェックを頼んでみました。

以前はレイン・チェックの紙のパッドがあって手書きで記入していたのですが、レジの機械で印刷された、一見、レシートにも見える紙になっていました👇👇。(買い物袋の下の方にいってしまいシワシワになってしまいました、見苦しくて申し訳ありません。🙇🙇)

Woolworth Rain Check.. (シワシワ・・

スーパーのロゴと住所の下に『RAIN CHECK VOUCHER (レイン・チェック・バウチャー)』と印刷されていて、「**これはレシートではありません**」との注意書きもあります。

手書きではないので、上でマネージャーだという人が言っていた『登録されている値段でないと発行できない。』という理由なのでしょう。(これがこの店舗特有なのか、他の店舗でも同じなのかは知りませんが。。。)

手渡される前に、『何個必要ですか?』と聞かれて、紙の『QYT:』(Quantity: 数量、数) とあるところにボールペンで書き込もうとしていたので、「今、いくつ必要か決められないので空欄にしておくのは可能ですか?」と聞いたところ了解してくれましたが、買えるのは『最高6袋まで』と言われました。

下の方に『*Normal household quantities apply』と、「一般家庭の購入量で」といった意味の (昔の紙パッドにもあった) 注意書きがありますが、「6」という数字がどこから来るのかは謎です。。 (個人的には「5」とか「10」といった数字が無難だとは思うのですが。。)

USのベースボール試合が発祥の『Rain Check』って、「券」や「引換券」を意味する「Check」はUS綴りになるので、イギリス英語だと『Rain Cheque』になるはずですが、あえて『Rain Check Voucher』という名前でUS綴りをキープしているのが言葉の由来を理解した上での事なのでしょうか?


終わりに

機械で印刷するレイン・チェックになったことで、記入間違いや、不正行為が解消されるのかもしれませんが、『登録されていないから知らない・出来ない』という消費者側にとっては腑に落ちない対応になるのでしょう。(オーストラリアだと大きな企業が消費者相手に良く使う手ですね😇😇。)

あくまでも個人的な意見ですが、市内の中心部から少し離れれば、フルサイズのスーパーはウールワースQV以外にもあるので、品切れが続出する忙しいスーパーよりも他の店舗に足を運んだ方が無難な気もします。

というか、数日前まで売っていた商品でもコンピュータに登録されていないので無いと言い出すスーパーのスタッフさん、もうコンピュータの奴隷になっていますねw。


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