レイン・チェック 【オーストラリアで買い物の小技】
セールの商品が人気で売り切れてしまうなんて事が時々あったりしますが、特に、市内のスーパーだと半額セールだったりすると「時々」ではなく、良くありがちになります。
残念な情報
に入ってからのオーストラリア国内でのコロナ風邪流行の影響で、物流が影響を受けて、スーパーでの商品の在庫薄が目だった時期がありましたが、その影響でオーストラリア国内のスーパーでのレイン・チェックの発行が停止され、その後、レイン・チェックの発行は未だに再開されていない様です ( 確認)。
レイン・チェック
でも、オーストラリアだとそんな時に『Rain-Check (レイン・チェック)』というのを店に書いてもらうと、セール後に価格が戻った後でも(条件付きで)セールの時の値段で買う事が出来ます。(あまり使う機会がないのですが、過去にオーストラリアの大手スーパーで2回書いてもらって使った事があります。)
元々は野球の試合が雨で流れてしまった時に球場が後日に他の試合を代わりに観戦できる『レイン・チェック』という紙を配ったのに発しているみたいですが、お店での『レイン・チェック』は特に法律で決まっている事でもないみたいなので書いてくれるかどうかは、店の方針または対応してくれる店員次第になるみたいです。
セールの宣伝をして客引きをしても、実際はお店に在庫が無い場合、特に『Clearance (在庫処分)』や『While stock last (在庫がある場合のみ)』といった断りがない場合は宣伝が不当広告になってオーストラリアの消費者保護法、ACL (Australian Consumer Law)に違反してしまうので、在庫切れの場合、店側は『レイン・チェック』を書いて客に渡して、オーストラリアの公正取引委員会、ACCC (Australian Competition and Consumer Commission) に怒られない様にしているみたいです。
オーストラリアの2大スーパーチェーンのウールワース(Woolworths)とコールズ(Coles)だと4週間以内という条件付きですが頼めば品切れしたセール品の『レイン・チェック』を普通に書いてくるみたいですが、IGAのスーパーだと各支店が個人経営になっているらしいので、条件は支店によって違うみたいです。
後、『レイン・チェック』はスーパーだけに限らない事なので、オーストラリアで買い物をする時の小技として、セール品の在庫が無かった場合は『レイン・チェック』を書いてもらえるか聞いてみて損はないと思います。
PS
でも、ウールワース、コールズとかIGAとかの宣伝でセール価格を見つけても、高い確率で広告の隅っこに小さい文字でそれぞれのチェーンが展開する小規模店舗 (Coles Express、Woolworths Metroとか IGA Xpressとか)は除外となっていたりするので、そういった店舗ではレインチェックは拒否される可能性が高いので気をつけましょう。
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