時々食べたくなる豚骨ラーメンをメルボルンで

先日、気が付いたらお昼の時間も過ぎていて、何故か豚骨ラーメンが食べたい気分だったので、メルボルン市内にラーメンを食べに行きました。


一康流はすでに閉店時間

豚骨ラーメンというと個人的には九州風のとんこつに惹かれるのでメルボルン中心部のラッセル・ストリートにある『一康流』という日本の『山小屋ラーメン』系列のお店で福岡ラーメンとやらを出しているお店に向かったのですが、その日は平日、お昼はまでの営業で、夜の部が始まるまでは店が閉まっているので着いた時にはお店はすでに閉まっていました😓。


元助ラーメンへ

仕方がなかったので同じラッセル・ストリートにあるラーメン屋さん『元助』に行きました。ここは日本の『一幸舎』系列で博多ラーメンを名乗っています。 このお店は結構の人気があって、お昼時や夜にいつも外に行列が出来ているお店ですが、平日の午後3時過ぎという微妙な時間帯にだったからなのか待たずに空席に通されました。

注文はテーブルに置いてある紙に記入していく方式ですが、九州特有の替え玉 (Extra Noodle)も$2であります。大抵、英語で印刷されている面が上になってテーブルに置かれていますが、裏返すと日本語でもメニューが印刷されています。麺の茹で加減も指定できて『バリカタ (Very Hard)』もあります。

Gensuke Order Form
英語 オーダーシート

トッピング(Topping)の項目の英語の説明としては:

Black Fungus 👉きくらげ

Bamboo Shoots 👉メンマ

Flavoured Egg 👉味玉子

Cha-shu 👉チャーシュー

Seaweed 👉海苔

Bean Shoots & Cabbage 👉 もやし&キャベツ

元助 オーダーシート
日本語 オーダーシート

トッピングといっても、各ラーメンにはすでにチャーシューやきくらげなどの最低限のトッピングは載っているので、追加でのトッピングになります。

メルボルンの地味なラーメンブームで、メルボルンには何件かのラーメン屋があるのですが、割と多くのお店がラーメン以外の主食もメニューに載せていて、そのお店のラーメンの質の悪さをカバーしようとしている(?)と思うので、この『元助』は主食はラーメンのみでラーメンで勝負という確かな意気込みが伝わってきます。


といっても、そんな事は一般的なオージーは理解しないと思うので「ここには寿司はないのか」とか「日本風カレーが食べたいんだが」とか言う客がいるかもしれませんがww。。


博多豚骨ラーメン (Signature Tonkotsu)

日本語のオーダーシートでは『博多豚骨ラーメン』になっていますが、『元助特製とんこつ』とも訳せる『Signature Tonkotsu』をバリカタ+替玉で注文しました。

Signature Tonkotsu $14.0
すでにしょうがを載せた後の博多豚骨ラーメン (元助)

うれしいのはテーブルに紅しょうが、辛子高菜やすりごまがあるので好みで載せる事が出来ます。博多とか九州とかの豚骨ラーメンを名乗るメルボルンのいくつかのラーメン屋では紅しょうがが置いてない店もあるので😱😱。。

(九州ラーメンで)「薬味を入れるのは後で」という通の方には申し訳ありませんが、紅しょうがが好きなので初っ端から盛りました。味としては他のメルボルンのお店と比べたら全然美味しいのですが、スープが特にこのお店の特徴になる様な個性的な味が豚骨スープとしては少し薄い感じです(あくまでも個人的な意見ですので)。でも、美味しいかったです。

後、たまたま、空いていた時間帯に行ったからかもしれませんが、お店のフロアは2人のスタッフで回していて、替玉を注文しようとした時点で手が空いているスタッフがフロアにおらずキッチンの方向に目を向けてもフロアを見ている人はいなかったので、結局、替玉が注文出来た時点ではもう麺は食べ終わっていました。普段は混んでいる時間帯に行くのでフロアのスタッフも多く、こういった問題はあった事がなかったのですが、空いている時間帯だとこういった落とし穴もあるのですねw。

というか、自分で「替え玉ください」と気楽にキッチンに言える様なもうちょっと雰囲気のお店だと良いのですが😇😇。


ぼやき

行けなかったラッセル・ストリートの『一幸流』は麺の硬さだけでなくスープの濃さやコテコテ感も調節が出来ます。スープがちょと獣臭くて個性的なのですが、紅しょうがを入れるとまろやかになるので個人的には「豚骨ラーメンが食べたい」気分の時の選択肢になります。

でも、そこまで混むお店ではないみたいで、いつもフロアを2~3人ほどのスタッフで雑談をしながら回しているので、『元助』みたいなテキパキとしたサービスもなく、テーブルのセットアップも出来ていない場合もあったりと、フロア側には割と突っ込み処があります。あ、でも、替え玉は1回なら無料なのは良心的だと思います。

ラトローブ・ストリートにもう一軒『一幸流』があるのですが、こっちの店舗だと、スープや麺の好みも選べず、替玉も有料になります😑😑。しかもこっちのメニューには天ぷらとか牛タンとか関係ない物も出してます。


PS

名前は伏せますがメルボルンには日本語の名前の付いたラーメン屋で瓶詰めニンニクをお湯で溶いただけの様なコクもないラーメンとは呼べない物を出すお店に行列が出来ていたりする事もあるので気をつけましょう。。(「居酒屋」と書いてありつつ「ラーメン屋」とも書いてあったりするのでコピペでカオスです。)


PPS

当方、MSG (旨み調味料、科学調味料) にはそこまで敏感ではなく、オーストラリアの安い中華料理で料理を食べても特に問題の無い体質なので『元助』と『一幸流』共にどれだけのMSGを添加してるかはなんとも言えませんが、両店共に数回ですが食後に喉が異常に渇いた事もあったのと、化学調味料無添加との表示もないので、MSGに特に敏感な方は気をつけてください。



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