DFO経由でブリズベン空港片道$19が$4.03になった話
前の記事で発見した、ブリズベン市内から公共の交通機関を使ってブリズベン空港(BNE)まで片道$4.03の格安運賃で行く方法を検証してみます。
今回の道のりは、ブリズベン市内の『セントラル駅』からDFO ブリズベンというアウトレットモールがある『スカイゲート(SkyGate)センター』を経由して『ブリズベン空港(BNE)』に行きます。
※[注] の情報ですので、運賃、路線、時間帯もろもろ、今後変更になる可能性もあるので実際にこの道のりを試してしてみたい方は出発前に情報の再確認をする事をお勧めします。
電車でトゥームブル(Toomble)駅へ
まずは電車でトゥームブル(Toomble)駅まで行きます。 トゥームブル駅は、ブリズベン市内にあるセントラル駅から6つ目の駅で、「サンシャインコーストライン/カブルチャーライン (Sunshine Coast Line/Caboolture Line)」、「レッドクリフペニンチュラライン (Redcliffe Peninsula Line)」「ショーンクリフライン (Shorncliff Line)」の3路線沿いにありますが、ショーンクリフラインの電車でないと停まりません。
ブリズベン市内の大きな駅だと、改札の付近に電車の行先案内の掲示板があるので、次のショーンクリフ行き電車のプラットフォームを見つけて移動します。 駅によっては掲示板もないのでトランスリンクのアプリや駅の時刻表で確認するか、最悪、駅員さんに聞きましょう。
大きな駅だとプラットフォームにも次に出発の電車の情報がモニターに出ているので、電車に乗る前にまず路線名(Shorncliff Line)を確認しましょう。 モニターには停車する駅名もリストされているので下車する『Toomble』駅も含まれているのを確認しておきます。
ブリズベンセントラル駅始発のショーンクリフ行きの電車
今回は始発のブリズベンセントラル駅から乗ったので出発までは十分な時間がありました。
電車の乗車や乗り換えが少し不安な場合は、ブリズベンセントラル駅から乗るのが良いかもしれません。
電車内
2人掛けの座席が左右にある車両でしたが、これだと通勤などで混んでいる時間は大きなスーツケースを持って車両間の移動は少し面倒かもしれません。
次の停車駅を教えくれる電光掲示板とかは車内にないので降りる駅は確認していないと大変な事になります。
不安な場合は停まる駅の名前を確認していくか、スマホのマップで現在位置を確認して行きましょう。
下車するToomble駅は市内からの電車だと、Eagle Junction駅の次にあります。 Toomble駅は改札が高架になっていて、プラットフォームから階段で上って改札を出た後にまた下がらないと外に出れないのですが、(小さいので混むかもしれませんが)エレベーター完備だったので大きなスーツケースがあっても大丈夫だと思います。
Toombleショッピングセンターからバス
Toomble駅の東側に出てから少し太い道(Sangdgate Road)を横断してToombleショッピングセンター横のバス停 (Toomble Bus Station)まで行きます。 [👉ショッピングセンター付近の地図]
560番のバス
ガーデンシティ行きの590番のバスはストップBから発着していました。乗る前に来たバスの路線番号が560番なのを確認しましょう。
普通の路線バスなので混んでいると大きなスーツケースを持っての移動は少し大変かもしれません。。。
スカイゲートセンター
スカイゲートセンターはToomble駅最寄りのバスターミナルからバス停二つ目ですが、車内案内が全く無かったので降りるタイミングには注意が必要です。
バスに沢山乗客が乗っている場合はスカイゲートセンターに行く人も多いと思うので誰かがタイミングよく押してくれると思いますが、バスを降りるにはバス停を通過する前に車内の下車ボタンを押さないとバスは停まってくれません。
Toomble駅からの560番のバスはスカイゲートセンターの9thアベニュー にあるバス停『Stop 2』に到着します。
セントラル駅からここまでの道のりが有料で$4.03でした。(現在)
Stop 1に停車中の無料送迎バス
ボディーラップに「100% ELECTRIC」とあって、無料送迎バスは電気自動車(EV)みたいです。
『Stop 1』にはToomble駅に向かう560番もバスも発着していて、右の画像には560番を待つ人達が大勢左側に座って並んでいますが、送迎バスに乗っていた乗客が全員降りたらその時点でバスに乗り込みましょう。
無料送迎バス内
スーツケースでも置けそうな棚も車内に設定されているので大きなスーツーケースを持っていても乗車には問題なさそうです。
スカイゲートセンターを出発してから、国際線、国内線のターミナルに行くのですが、次のストップがどことかの車内案内は全くありませんでした。車内の液晶画面もずっと「Welcome to Brisbane Airport」でした。
(次の停車場所がどこかとかって画面に表示するのとかそう大変な事でもないと思うのですが。。)
空港での写真はありませんが、何はともあれ、市内からブリズベン空港まで$4.03でたどりつけました👏👏。
運賃 👉 Go Card
電車とバスの場合、『Paper Ticket』という名前の片道乗車券を現金で乗購入する事も可能みたいですが、公共機関を使うほとんどのブリズベンの住人はトランスリンクのICカード『go card』を使っています。
トランスリンクの go card
go cardを使うと現金で乗車券を購入するのよりも運賃が安めに加算されるみたいなのと、1週間のうちにある回数使うとその後は運賃が半額になる割引もあるそうです。。 でもエアポートラインの$19は半額にはならず除外だそうです。
また、go cardを手に入れるにはデポジットという預かり金を払わないといけなくて、大人用go cardで$10のデポジットが取られます。 ブリスベン滞在時に空港間の移動以外に一切公共の交通機関は使わないという場合はgo cardは必要ないと思いますが、滞在中に電車・バスまたはフェリーを使う予定の場合はgo cardを使った方が良いかもしれません。
タッチオンとタッチオフを忘れずに
因みに、go cardはバス・フェリーの乗車時に『タッオン (Touch On)』下車時に『タッチオフ (Touch Off)』としっかり備え付けのカートを読み取る機械にスキャンさせないと無賃乗車の罰金や多めの運賃を取られるので注意が必要です👉go cardの取説PDF(英語)。 (使い勝手はメルボルンで使われているMykiというICカードとほぼ同じです。)
ブリズベン空港で購入
ブリズベン到着時に空港にあるエアートレイン(AirTrain)の改札でもトランスリンクのgo cardを手に入れる事が出来るのですが、なぜかすでに$20分のクレジットが入ったgo cardしか買えず、合計で$30取られます。
go cardのデポジット
go cardの取説によるとgo cardは10年間利用可能らしいので、次回来た時用にとデポジットの払い戻しをせずにメルボルンに持ち帰りましたが、トランスリンクのサイトの説明によるとgo cardは一部の駅や取り扱い店でデポジットの払い戻しをしてくれるみたいです。
デポジットの払い戻し
払い戻しの出来る場所が同サイトのページで検索出来る様になっていて、そこページで「I want to」とある下をクリックして 「Get a refund」を選んで、「card type」の下は「go card」を選んでから「Find retailers」をクリックすればページの右にあるマップに払い戻しが出来る場所が表示されます。幸い、ブリスベン空港の国内線と国際線にあるエアートレインの駅も表示されていたので、出発前に立ち寄れば払い戻しが出来そうです(でも夜遅いとか朝早いと閉まっている可能性もありますが。。)。
ゴールドコースト空港では?
因みに、同じページでゴールドコーストの空港付近の払い戻しの出来る場所を検索したのですが、空港近くには全く表示されなかったのでバスでゴールドコースト空港に行く場合で払い戻しが必要な場合は少し不便そうです。
※[注] の情報ですので、運賃、路線、時間帯もろもろ、今後変更になる可能性もあるので実際にこの道のりを試してしてみたい方は出発前に情報の再確認をする事をお勧めします。
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