メルボルン市内の無料WiFi (3/3)
これまで記事にしてきた市内に散らばっている同じSSIDのWiFiサービスではなく、各お店や施設が独自に提供している無料WiFiはメルボルン市内にも沢山いくつかあります。
使い勝手はまちまちでWiFiに繋げながらゆっくり座って携帯を充電出来るところもあれば、中には営業時間の終わりに近づくとWiFiを止めてしまうところもあるので、場所とSSID、それに使える時間帯を把握していればそれなりに便利かと思います。
お店や施設の無料WiFi
カフェ、バー、レストランやファーストフード店などを含む飲食店はもちろん、
- ショッピングセンター
- デパート
- スーパーマーケットや量販店
- 大手携帯会社のショップ
- 図書館
- 銀行の支店
などでも無料WiFiを提供している場合があります。勘違いしてはいけないのは、提供している場合があるだけで、どこのお店や施設ででも提供しているという意味ではありません。
過去数か月、散歩をしながらメルボルン市内の無料WiFiをいくつか試してみたのですが、場所によっては、サインイン(ログイン)できなかったり、サインインしてもどのサイトにもアクセスできなかったり、スピードが遅かったりするWiFiもあってネットワークごとのサービスの差が大きいというのが印象的でした。
なので今回は、過去数か月の散歩期間中にメルボルンの市内でなんとか使えた無料WiFiを主に紹介したいと思います。
サインインの際にフェイスブックのIDでのサインインが必須だったり、住所や携帯電話番号といった情報まで必須とするサービスもあったのですが、そういった無料WiFiは除外しました。
あと、飲食店系の無料WiFiも、短期で情報が変わってしまう可能性が高いのと、無料WiFi目的でお店に行くのではなく、目的があって行ったお店にたまたまあったでWiFiを使うべきだと思うので今回はそれらも除外しました。
図書館の無料WiFi
メルボルンの市内には一つの州立図書館(State Library Victoria)と2つの市立図書館(City Library & Library at the Dock)があって、特別なログインもなくワンクリックで観光客でも無料WiFiに繋げる事ができます。
図書館の良い所は、開館時間内なら図書館内の席にゆっくり座れるのと、コンセントが近くにある席なら充電もできます。それに、ネットの接続スピードもそれなりに安定していました。流石、税金で賄われている行政のサービスといったところでしょうか。
また、1回に続けて使える時間に制限がありますが (州立図書館で30分、市立図書館で1時間)、館内に置いてあるコンピューターも使えたりするのでちょっとした作業も可能です。(州立図書館のコンピューターがあるエリアは水以外の飲食が禁止なので気を付けましょう。)
無料WiFiとは関係ありませんが、市立図書館だと日本の雑誌や漫画も置いてあったりします。それと、ドックランドの市立図書館 (Library ar the Dock)ではミシンとか3Dプリンタとかを置いてあるフロアがあって講習を一度受ければ使えるそうです。
ショッピングセンターの無料WiFi
メルボルン市内には(オーストラリアサイズの)大きなショッピングセンターが存在せず、中又は小規模のショッピングセンターが隣接している感じになります。
メルボルンの中心部だと
- 「St Collins Free WiFi」 St Collins Lane, 260 Collins St, Melbourne
- 初回だけワンクリック、以降自動サインイン
- フードコートに席とコンセント有り
- 「_GalleriaFreeWiFi_」 Galleria Melbourne, 385 Bourke St, Melbourne
- 初回だけメアド登録、以降自動サインイン
- フードコートに席とコンセント有り、土日祭日は閉店
- 「#Free WiFi - The Strand」 The Strand Melbourne, 250 Elizabeth St, Melbourne
- メアド入力でサインイン可 (もしくはフェイスブックID)
- 通路にソファ有り
- 「#FREE WiFi - Melbourne's GPO」Melbourne's GPO, 350 Bourk Street, Melbourne
- メアド入力でサインイン可 (もしくはフェイスブックID)
- 「#Free WiFi - Midtown Melbourne」 Midtown Melbourne, 246 Bourke St, Melbourne
- メアド入力でサインイン可 (もしくはフェイスブックID)
- テーブルとイス有り
といったショッピングセンターの無料WiFiがありました。
いずれもそこそこのスピードで安定はしていましたが、時々繋がらないという日もありました。
因みに The Strand Melbourneは中規模ショッピングセンター2つに隣接する小規模ショッピングモールですが、近くの中規模ショッピングセンター2つの無料WiFiの両方は本名、メアド、住んでいる街、年齢などの個人情報を入力しないと繋がらないというサービスでここにはリストされていません😅😅。
その他の公共施設での無料WiFi
他にいくつか図書館以外の公共施設の無線WiFiを
- 「FedSquareFreeWifi」Federation Square
- 初回だけメアド登録、以降ツー(2回)クリック
- 「Public NGV Wi-Fi」National Gallery of Victoria (NGV) ビクトリア州美術館
- ワンクリック
- 「Free WiFi ArtsCenterMelbourne」Arts Center Melbourne
- ワンクリック
いずれもフリンダースSt駅周辺の施設ですが、人が集まる場所なので、インベント時などはWiFiも混み合いそうです。
スーパーマーケットと量販店の無料WiFi
ウールワース(Woolworth)系以外のスーパーマーケットではWiFiを見つけれなかったのですが、ウールワース系のスーパーマーケットでは「Woolworth Free WiFi」というIDで無料WiFiが飛んでいてワンクリックで接続できます。
しかし、今までに使ってみた感想では、「メトロ」という規模が小さめの店舗やあまり混む事のないウールワースの店舗だとサインインは出来ても、スピードが遅いのかページが表示されないエラーばかりで、使えませんでした。(経験談なのと今後改善される可能性もあります。念の為)
学校帰りにQVショッピングセンターの地下にあるウールワースの店舗に時々立ち寄る機会があるのですが、唯一、この店舗に限ってはWiFiが安定して使えています。しかも、店舗が地下なので、使っている携帯会社の電波が届かないため、この無料WiFiはかなり重宝しています。
同じ地下のフロアにビッグダブリュー(BigW)というスーパーセンターとも言える量販店があるのですがって、このビッグダブリューも「BigW Free Wifi」というIDで上記のQVのウールワース同様にワンクリックで接続でき、割と安定していました。
携帯の電波の入りにくい地下の店舗だけに、顧客からの要望に応えてそれなりのWiFiを導入しているのでしょうか?
結論
携帯のデータ通信量が十分あれば全く関係のない事なのかもしれませんが、データを使い過ぎてしまった場合や海外旅行中などでローミングのデータ量を節約したい場合などは無料WiFiはありがたい存在かと思います。
今回、メルボルンの無料WiFiをいくつか試しに使ってみての感想としては、使えない無料WiFiが割とあったのは意外でした。そういう意味ではビクトリア州政府の公共の無料WiFiのある街造りというのは画期的なのかとも思えました。
関連記事:
メルボルン市内の無料WiFi (2/3): -Melbourne Fee WiFi-
メルボルン市内の無料WiFi (3/3): 図書館とかショッピングセンターとか
コメント
コメントを投稿